家づくりの想い
木を触りつづけて40年。私たちだからできること。
家づくりとは、家族が一生住まう人生の舞台を築くことではないでしょうか。家族が幸せな暮らしを送れるように、笑顔であふれる毎日を送れるようにするための、人生の舞台を作ること、それが、「家づくり」ではないかと考えます。
もちろん、綺麗な家やお洒落な家は、時代の流行りもあるかもしれません。デザイン性を求めることも大切だと思います。しかし、私たちが建てる家は、そういった一過性のものだけではなく、本当の「素朴な美しさ」を追求しています。私には、教養はないけれども、家づくりのための知恵があります。それは、すべて実体験で得てきたものです。
あなたは、どうして「家が欲しい」と思われたのでしょうか。いろんな想いや考えがあるかと思いますが、きっと、「居心地の良い家」「家族団欒の幸せな家庭」「幸せな暮らし」が欲しい。という大きな目的があると思います。私たちは、そのご家族の想いをしっかりと受け止めて、その土地、特徴、光、風、周囲の状況、今、そして未来。家族のライフスタイルを計画して、心地よさを一緒に造り上げていきたいと思います。
家づくりは家が建つことで、完了ではなく始まりです。
築○○年の木造建築がいつまでも価値を失わないのは、本物の素材の住まいだからです。価値を失わずに価値が上がっていく家づくりをしたい。せっかくだから、あれもこれもと詰め込む家づくりと、余計なものが一切いらないという家づくりでは、同じ予算でも、暮らし続けることで大きな差が生まれます。あれもこれもというのが付帯的設備であれば、それは短期的な消耗財に近く、本当に必要でなければ結果的に使われないということもあります。
せっかくの家づくりです。大切な価値のある構成要素の素材が安物となっては、後で悔やんでしまわれることもあるかもしれません。例えば、洋服もそうです。化学繊維の製品と自然素材の製品では、着心地も体への影響も違います。住まいでも、フローリングに寝転ぶ気にはならないけど、無垢の木の床なら子どもは寝転んでしまいます。
私たちは、そんな、子どもたちに誇れる家づくりを目指し、目の前のお客様の家づくりに、ただ一生懸命に取り組んでまいります。
建築工房やはらぎ有限会社
代表取締役 茂崎一